もみじのひと言

在宅医療ってとても奥が深い!院長として長い間在宅医療に関わるなかで、日々感じることを書いています。

看板のなかの ”ころ”

こんにちは。

ひさびさの更新になりました、更新がおそくて申し訳ありません。

もみじ在宅診療所、院長です。

 

今回は、当院の看板にある“犬”のマークについてお話ししたいと思います。

名前は“ころ”。

細長い胴体に、ドーベルマンの様な顔つき : ミニチュアダックスフンドです。

 

私の両親も私も大阪出身なのですが、転勤が多く高校生の頃は広島県呉市に住んでいました。

そのときに母親が友人からもらってきたのが、生まれたての“ころ”でした。

とても人懐っこくて好奇心が強く、すぐに仲良くなったのを覚えています。

 

遊ぶのが大好きで、毎日の散歩は必須でした。

雨が降ってもお構いなし。

私が学校から帰ってくると毎日「散歩に連れて行け!」と、“ころ”にせがまれ、散歩に行っていました。

母が「今日はもう散歩は済んだよ。」と、“ころ”に言ってもお構いなし。

“ころ“は毎日私が学校から帰ったら、散歩をせがみます。

 

高校3年生になって受験勉強が始まっても、“ころ”の散歩は続きました。

1時間近くも散歩したのに、家に近づくと早足になり、家の前をすっと通り過ぎて2週目の散歩・・・ なんて事が多々あったような気がします。

 

そんな“ころ”も、19才になったときに亡くなりました。

とても長寿で、そのとき私は35歳でした。

ちょうど私が医師になり、現在の“もみじ在宅診療所”の開業を考えていた頃でした。

 

今では当院の看板のなかで、ずっと“もみじ在宅診療所“を見守ってくれています。